バルデスピノ ファミリーヘリテージ ブランデー

バルデスピノは最も歴史があり、高品質のシェリーを生産することで定評のあるシェリーボデガのひとつです。13世紀からワイン作りを始めたとされ500年以上の歴史を誇るバルデスピノ家ですが、会社として正式設立は1875年、1883年にはスペイン王室御用達となりました。1910年にはシェリーのワイナリーの中で最も貴重な古い樽が保管されている場所であるというサクリティアを商標登録しました。

家族経営により育まれた個性と品質、最高級のオリジナリティと呼ぶにふさわしい芳香と味わいを1999年にホセ・エステベス社の傘下に入った後も依然として丁寧な品質管理は変わらず、その人気を高めているブランドです。｢レジェンドオブキューバンラム｣などをはじめ、ソレラシステムを応用した長期熟成蒸留酒も、それ以上の人気と評価を獲得してきました。

この｢バルデスピノファミリーヘリテージブランデー｣は、全オーナーであるミゲル・バルデスピノ氏のプライベートストックでもあった19世紀から始まるというソレラシステムによって作られ、平均熟成年数は50年を超え、100年以上前の古酒も含まれているといわれています。生産量もごくわずかで、日本への入荷も不定期の割り当て分のみとなっています。数々の貴重な古酒がそうであったように、このボトルもいつ手の届かない存在になってもおかしくありません。