東京銀座
2022年12月15日
Grand Open

新着情報
ボウモア10年 テンペスト バッチ5(BOWMORE Aged 10years TEMPEST Batch.5)
アイラ島最古の蒸留所であり、「アイラウイスキーの女王」とも称されるボウモア。 世界では2010年に数量限定にて第1弾がリリースとなった“ボウモア10年テンペスト”シリーズ。 その後、2015年まで毎年数量限定で第6弾(バッチ6)までリリースされております。 このシリーズのコンセプトは、ファーストフィルのバーボン樽で10年以上熟成した原酒を100%使用し、カスクストレングスでボトリングするということ。 テンペストとは嵐や暴風雨のことで、アイラ島の気候や風土になぞらえてこのシリーズの力強い味わいを表しています。 当店のこのボトルは、上記シリーズの第5弾(バッチ5)でアルコール度数55.9%。 日本では、2015年に1,800本限定でリリースされました。 海岸沿いに面しているボウモア蒸留所の中でも、海からの波しぶきや暴風雨など自然の荒々しい恵みを大いに受ける第一貯蔵庫で熟成された原酒のみがボトリングされています。 穏やかな潮の香りに爽やかな後味、それでいて力強いボディ。厳しい環境で育まれたとは思えぬほどまとまりがあります。ラフロイグやアードベッグとはまた違ったアイラモルトの醍醐味。ぜひお楽しみください。
トリニダッド コロニアレス(TRINIDAD COLONIALES)
長さ:132㎜ リングゲージ44 ヴィトラ名 コロナ トリニダッドという名はキューバの中央部にあるトリニダ(町の建設当時の正式名称はサンティシマ・トリニダ)という町の名が冠となっています。 この町は“トリニダとインヘニオス渓谷”として、1988年にユネスコの世界遺産に登録されました。トリニダの街自体が一つの博物館だと語られるほどの美しい街。一度は訪れてみたいものです。 さてトリニダッドは、それまで国賓などへの贈答用として政府専用シガーとなっていたコイーバが一般市場に投入された後継品として政府専用シガーとなったのが1980年代以降。 その後1997年に、一般市場に正式にリリースとなりました。 その7年後の2004年にコロニアレスはレギュラー商品として初リリースとなり、今日にいたります。 新たな商品のリリースは多いものの数年後に終売となっているアイテムも多いこのブランドにおいてコロニアレスは長きに渡り愛されています。 トリニダッドのフラッグシップともいえるフンダドレスが、もはやほぼ入手困難な今、コロニアレスはブランドの中心を担っているとも言えます。 [...]
ハバナクラブ サンクリストバル・デ・ラ・ハバナ 480アニベルサリオ(HAVANA CLUB SAN CRISTOBAL DE LA HABANA ANIVERSARIO 480)
1519年に、キューバの首都ハバナの原点となった街『サンクリストバル・デ・ラ・ハバナ』が設立されました。 このボトルは、街の誕生480周年を祝う記念のボトルで、1999年にリリースされました。 以前、こちらでご紹介した“アニベルサリオ485 ヴィラ デ サンクリストバル”の更に5年前の記念ボトル。 当時、現地キューバのハバナクラブ博物館でのみ販売されていたこともあり、流通量も少なく希少。リリースから20年以上経過していることもあり、ほとんど見かけることもできません。通常のハバナクラブとは異なりソレラシステムにより12〜15年以上熟成されたと言われております。ボトルには、正に創立を祝う乾杯に値する上品な香りと繊細な風味を纏うと記されています。 ラベルには、ハバナクラブの象徴ともいえる女性の像“ヒラルディア”の写真。 キューバの歴史に思いをはせてキューバシガーとともにいかがでしょうか。
ザ・マッカラン12年 オールドボトル(THE MACALLAN 12 years old Old Bottle)
ザ・マッカランについてはもはや語りつくされていますが、1824年に設立され政府公認蒸留所のライセンスを2番目に取得した伝統ある蒸留所。世界で最も知名度の高いシングルモルトウイスキーと言っても過言ではありません。初心者の方にも親しみやすく、それでいて玄人をも裏切らない。“シングルモルトのロールスロイス”とも評され多くのファンを持っています。 マッカランを語るうえで欠かすことができないのが熟成に使うシェリー樽の品質の高さです。現在は、ヨーロピアンシェリーオークシェリー樽以外で熟成した原酒がブレンドされたシリーズも多数発売されておりますが、マッカランの王道はやはりヨーロピアンオークのシェリー樽熟成。いまや、世界的にシェリー樽が枯渇しており、独自のルートを持つマッカランでさえ例外ではありません。 今回ご紹介いたします、オールドボトルはザ・マッカランのフラッグシップである12年の1990年代流通品。現在の12年熟成原酒とは全く異なる色合い、感じる濃厚なシェリー感にはマッカランのシェリー樽へのこだわりが存分に感じられます。 現行ボトルもさることながら、この時代のマッカランを飲まれたことがない方はぜひお楽しみください。