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グレンモーレンジ 12年 バレルセレクト カルヴァドス (GLEN MORANGIE Aged 12years old BARREL SELECT CALVADOS)

2024-09-11T17:56:05+09:00

「完璧すぎるモルト」と呼ばれるグレンモーレンジは、ハイランドに位置するグレンモーレンジ蒸留所で作られています。 1843年に古いビール工場を改修して作られた同蒸留所は、最初のうちは経営が上手くいかず資金繰りに悩まされていました。 1887年にウイスキー用より安価な、ジンの蒸留に使われていた中古のポットスチルを購入したのが転機となりました。 このポットスチルで作られた原酒に上品でフローラルな味わいがするということで、たちまち大人気になっていきました。 また、グレンモーレンジは「樽のパイオニア」とも呼ばれており、スコッチウイスキーの熟成にバーボン樽を利用した世界初の蒸留所とされています。 「樽のパイオニア」と呼ばれるだけあって、グレンモーレンジ蒸留所は様々な樽で追熟させる手法を非常に得意としており、毎年のように限定品をリリースしています。 数多くの限定品を世に送り出してきたグレンモーレンジですが、中でも人気なのが蒸留所責任者であるビル・ラムズデン博士が直々に希少な樽を一つ一つ厳選し、樽の風味を最大限活かすというコンセプトの「バレルセレクトシリーズ」。その第4弾として2024年の3月に発表されたのが「グレンモーレンジ12年 バレルセレクト カルヴァドス」です。 リンゴや洋梨から蒸留されるカルヴァドスの甘く芳醇な香りに着想を得たラムズデン博士は、グレンモーレンジ蒸留所初のカルヴァドス樽フィニッシュに着手します。 [...]

グレンモーレンジ 12年 バレルセレクト カルヴァドス (GLEN MORANGIE Aged 12years old BARREL SELECT CALVADOS)2024-09-11T17:56:05+09:00

ハーバリスト YASO ジン(THE HERBALIST YASO JIN)

2024-09-05T00:54:51+09:00

新潟県上越市の古くからの文化である発酵技術と、日本有数のヨモギの名産地であることから、80種類の野草の酵素をベースにした健康食品を40年以上作ってきた株式会社越後薬草。同社が手掛ける『THE HERBALIST YASO GIN』は、2020年の2月に誕生しました。 野草を材料にした製品を発酵させる際に副産物として生成されてしまうアルコール分を何かに活用できないかと考えた同社の社長である塚田氏。80種類の野草というキーワードに、ジンの世界におけるボタニカルの概念との共通点を見出し、クラフトジンを作ることを決意します。 こうして立ち上げられた越後薬草蒸留所にて、「ハーブの女王」と呼ばれるヨモギを主体とした新潟県上越の野草を含め80種から成るベーススピリッツに、20種類のボタニカルを加えて再蒸留し、『野草』と『80(やそ)』をかけて『YASO GIN』と名付けられました。 「森に実る架空のフルーツ」という、想像上の果物をコンセプトにみずみずしくフルーティな味わいになったYASO GINは、すでに国際的な品評会から様々な賞を頂くほどのものとなっています。 クラフトジンブームも相って、沢山の国産クラフトジンが造られる現代ではありますが、大半の製造者はベーススピリッツを外部から仕入れており、自社で拘りのあるベーススピリッツを用意できるのは越後薬草の強みと言えます。 [...]

ハーバリスト YASO ジン(THE HERBALIST YASO JIN)2024-09-05T00:54:51+09:00

神戸ウォーター 六甲山の名水(KOBE NATURAL MINERAL WATER Mt. Rokko)

2024-08-29T00:28:26+09:00

日本三大夜景の一つであり、「100万ドルの夜景」という言葉が生まれた場所でもある神戸の六甲山。戦後復興期に六甲山の山頂から見下ろした景色に見える電灯の数とその電気代が、当時の相場でドル換算するとちょうど100万ドル程だったことから、当時の関西電力の副社長がそのように表現したそうです。 神戸のシンボルとも言える六甲山の大半は、約1億年前に地中深くにできた花崗岩によって形成されています。 そのため、六甲山とその付近には年月をかけて雨が濾過された沢山の地下水脈があり、布引の滝をはじめとするたくさんの滝や湖があります。 1900年頃に完成した布引五本松ダムにより、六甲山布引渓流の水が神戸港まで運ばれるようになると、外国船の飲み水として補給されるようになりました。 六甲山地下深くの花崗岩砂礫層、透水性の良いこの地層を流れた水は天然の抗酸化物質がよく溶け込んでおり、腐りにくいため「赤道を越えるほどの長旅でも腐らない水」として称賛を受け、「KOBE WATER」として世界に名を馳せることになります。 また、バランス良くミネラルを含んだ布引の水は硬度113の中硬水に分類されます。 当店ではチェイサーや水割りなど、お客様に提供するお水はこちらの布引の水にこだわっています。 神戸が世界に誇る名水、ぜひ一度意識して味わってみてください。   [...]

神戸ウォーター 六甲山の名水(KOBE NATURAL MINERAL WATER Mt. Rokko)2024-08-29T00:28:26+09:00

ポール・ララニャーガ ピカドレス(POR LARRANAGA PICADORES)

2024-08-22T18:59:32+09:00

長さ:127mm リングゲージ:48 ヴィトラ名 エルモソNo.4   ポールララニャーガは1834年にイグナシオ・ララニャーガ氏によって創立されたローカルブランドで、知名度は低いですが少数生産で高品質な葉巻を出すことで一部の愛好家の間で大変愛されています。 『ピカドレス』は、2014年にハバノス・スペシャリスト・エクスクルーシヴシリーズとして登場したもので、ヴィトラはコロナスエクストラとも呼ばれるエルモソNo.4。 ロブストより一回り小さいくらいのサイズです。 通常のポールララニャーガのリングは金色を基調としているのに対して、『ピカドレス』は赤と白を基調とした普段のポールララニャーガとはまた違った印象を与えてくれます。 このリングはかつてイギリスの高級ブランド『アルフレッド・ダンヒル』がシガーのブランドを保有していた時のリングの復刻版です。 発売当初から今まで、ボックスにはピカドレスと表記されておりましたが、2023年より表記がピカドレスNo.1と変更になっているそうです。 [...]

ポール・ララニャーガ ピカドレス(POR LARRANAGA PICADORES)2024-08-22T18:59:32+09:00

厚岸シングルモルトウイスキー 二十四節気シリーズ 大雪(AKKESHI SINGLE MALT JAPANESE WHISKY “TAISETSU”)

2024-08-15T18:31:56+09:00

「スコットランドの伝統的な製法で、アイラモルトのようなウイスキーを日本で作りたい」という強い思いで、堅展実業株式会社の社長である樋田恵一氏が選んだのは北海道の東、厚岸町の地でした。 日本で数少ないピートが採れる土地であり、潮気を含んだ深い海霧が頻繁に発生する湿原地帯である厚岸は、アイラモルトをこよなく愛する樋田氏にとっては理想的な土地でした。 蒸留所の建設が完了し、2016年に蒸留を開始、仕込み水にはホマカイ川の水を使用しています。 この水はピート層を通っているため茶褐色をしており、アイラ島と共通する点と言えます。 厚岸蒸留所ではワインの世界などで使われるテロワールの考えを重要視しており、北海道地元の大麦麦芽と地元の仕込み水、地元のピート、熟成樽には北海道で獲れた希少なミズナラなど、北海道産だけでのウイスキー作りを目指しています。 2020年に第1弾をリリースした二十四節気シリーズは、1年を24等分し、それぞれを季節として名付けた日本古来の暦になぞらえて、全24種類として順次限定リリースしているシリーズです。 「大雪」は第9弾にあたり、2022年の12月上旬にリリースされました。 大雪とはカレンダーでいうところの12月7日頃を指しており、読んで字の如く本格的に雪が降り冬の深まる時期を意味します。 また、この時期になると「熊蟄穴(くまあなにこもる)」と言って、熊が冬眠をしに穴に籠り始める時期でもあり、それになぞらえてボトルには冬眠中の熊が描かれています。 日本らしい和のテイストに、はっさくやみかんを想わせる柑橘のニュアンスを持った甘みを感じられます。 [...]

厚岸シングルモルトウイスキー 二十四節気シリーズ 大雪(AKKESHI SINGLE MALT JAPANESE WHISKY “TAISETSU”)2024-08-15T18:31:56+09:00

ロン アブエロ センチュリア(RON ABUERO CENTURIA)

2024-08-08T02:13:11+09:00

アブエロは1908年にパナマ共和国で創業された『バレラ・エルマノス社』が手掛けるプレミアムラムブランドです。 スペインから移住してきたドン・ホセ(ホセ・バレラ・ブランコ氏)の家族経営で運営されているこの会社は、当初は砂糖工場として創業されていましたが、1936年からラム酒作りをスタートし、今ではパナマ共和国最大の蒸留所にまでなっています。 ラム酒を作り始めた当初から原酒を他から取り寄せることは一切せず、原材料からボトリングまで全て自社で一貫生産しており、100%パナマ産にこだわりを見せています。 『アブエロ』とはスペイン語で『祖父』を意味しており、創業者の愛称だったそうです。現在でもこの創業者の一族によって運営されています。 『アブエロ センチュリア』は創業100周年を記念して作られた限定品で、ソレラシステムによりホワイトオーク樽で30年前後の熟成を経た原酒と、秘蔵の古酒がブレンドされています。 2011年のインターナショナル・レビューオブスピリッツで最高得点である96点を取るなど、品質の高さを証明しています。 非常にバランスが良く、余韻が続く上品な味わいです。 100年以上に及ぶ年月で築かれてきたバレラ一族の伝統をぜひお楽しみください。   ABUERO [...]

ロン アブエロ センチュリア(RON ABUERO CENTURIA)2024-08-08T02:13:11+09:00

お盆期間の営業のお知らせ(Obon Temporary change  in business hours)

2024-08-01T18:49:02+09:00

お盆期間中は、下記の通り営業いたします。 8月13日(火) 18:00~2:00 14日(水) 18:00~2:00 15日(木) 18:00~2:00 16日(金) 18:00~2:00 それ以外は通常通り営業いたします。 ラストオーダーは閉店時間の45分前となっております。 皆様のお越しをお待ちしております。 営業時間 (定休日:日・祝) [...]

お盆期間の営業のお知らせ(Obon Temporary change  in business hours)2024-08-01T18:49:02+09:00

バ・アルマニャック ドメーヌ・ド・ラサール 1973(Bas Armagnac Domaine De Lassale 1973)

2024-07-25T01:21:45+09:00

ガスコーニュ地方アルマニャックの地に根差す老舗のアルマニャックの造り手、ジェラス家は1865年に会社として設立されましたが、そのファミリーの歴史は1246年まで遡ることができます。 ガスコーニュ・スピリッツを持ち続けることにこだわり、現在に至るまで同族経営を続けており、100年以上前のヴィンテージも貯蔵していると言われているジェラス家はまさに古酒のスペシャリストです。 そしてジェラス家はネゴシアン事業も展開しており、自社のブランドだけでなくテナレーゼ地区や、アルマニャックの産地として最高級とされるバ・アルマニャック地区のシングルドメーヌの商品もボトリングしています。 ドメーヌ・ド・ラサール1973は、フィロキセラ禍で絶滅危惧種となった「フォルブランシュ」種と、時代の流れに揉まれ今ではもう幻とされる「バコ」種の2種類のブドウが使われています。 生産者名はアルマニャック地方サンジュスタン村の伝説の作り手と言われているアンドレ・コスト氏で、1973年ヴィンテージの42年熟成と長期熟成されています。 しかし、彼はもうすでに引退しており、現存する原酒が全て無くなればもう二度と飲めなくなる、まさに歴史的な遺物とも言える幻の古酒となっています。 その芳香は力強いランシオ香からドライイチジクやプルーン、状態の良い葉巻のようなニュアンスも感じられます。 人生で一度は飲んでおきたい、大変貴重なアルマニャックです。ぜひご堪能ください。   The [...]

バ・アルマニャック ドメーヌ・ド・ラサール 1973(Bas Armagnac Domaine De Lassale 1973)2024-07-25T01:21:45+09:00

トリニダッド レジェス(TRINIDAD REYES)

2024-07-18T18:15:47+09:00

長さ:110mm  リングゲージ:40 ヴィトラ名  トレペティコロナ   コイーバがキューバシガーの王様なら、トリニダッドは女王様。 そう表現されることも多い、キューバシガーブランドの2大巨頭のうちの一つ。 ヴエルタ・アバホで育った最高級のタバコ葉を熟練の職人によって丁寧に巻かれたトリニダッドは、今でもキューバシガーの頂点に君臨するブランドの一つとしてたくさんのファンに愛されています。 トリニダッドのほぼ全てのヴィトラにあしらわれている特徴的なピッグテールは、熟練のトルセドールによって巻かれていることの証明といっても過言ではありません。 ブランドが誕生したのは1969年ですが、長らく政府専用のブランドで一般的には知られていない幻のブランドでした。 [...]

トリニダッド レジェス(TRINIDAD REYES)2024-07-18T18:15:47+09:00

ロイヤルサルート21年 シグネチャーブレンド(ROYAL SALUTE Aged 21years THE SIGNATURE BLEND)

2024-07-11T18:08:35+09:00

国の重要な式典で発射される礼砲のことをロイヤルサルート(皇礼砲)と言います。 1953年、エリザベス2世の戴冠式にて、21発の皇礼砲が行われました。 それを記念してシーバス・ブラザーズ社が作ったのが『ロイヤルサルート 21年』です。 最初は記念限定品でしたが、あまりにも人気が出たため、現在でも世界中で販売されています。 当時は、女王エリザベス2世の王冠に彩られたルビー、サファイア、エメラルドにちなんで、赤、青、緑の3種類の陶磁器ボトルが作られていました。 この陶器は18世紀に高価なお酒を入れるのに使われていた『フラゴン』と呼ばれる陶器の瓶をモデルにしており、ウェイド・セラミック社が製造していましたが、2019年頃に一新された現在は、ガラス製のボトルで、青、緑、白の3種類に変わりました。 以前は陶磁器ボトルの色が違っても中身は同じでしたが、現在の3種類はそれぞれ違う商品としてリリースされており、青がロイヤルサルートのフラッグシップボトルとされております。青瓶の正式名称は、『シグネチャーブレンド』。 21発の皇礼砲にちなんで、原酒は全て21年以上熟成されたものを使用しており、非常に贅沢で高貴なブレンデッドスコッチと言えます。 シーバス・ブラザーズ社が手掛けているということで、キーモルトはスペイサイド最古の蒸留所であるストラスアイラ蒸留所の原酒が使われています。 女王陛下への敬意と忠誠心が産んだ『ロイヤルサルート [...]

ロイヤルサルート21年 シグネチャーブレンド(ROYAL SALUTE Aged 21years THE SIGNATURE BLEND)2024-07-11T18:08:35+09:00

山崎18年ミズナラ 2017エディション(THE YAMAZAKI MIZUNARA Aged 18years 2017 EDITION)

2024-07-04T19:27:06+09:00

今や世界的な人気を誇り、ジャパニーズウイスキーの代表格ともいえる山崎。日本初のウイスキー蒸留所としてサントリーによって1923年に創設されました。 当時ウイスキーの熟成には海外から輸入したシェリー樽等を使用していましたが、終戦後の様々な規制が絡み、海外から樽を輸入することが難しくなってしまいます。 そこで何とか代用できる木材がないかと職人達が探しまわり、たどり着いたのが東北地方や北海道に分布するミズナラでした。 ミズナラは高級家具などに使われることが多いですが、水漏れがしやすく加工も難しいため樽材には適さないとされる木材でした。 それでも何とか樽として完成させ、いざ熟成させてみると今度は木の香りが強すぎるという問題に直面してしまいます。 しかし、そこで諦めずに辛抱強く熟成を何度か重ねていくと、白檀や伽羅のようなオリエンタルな香りが顔を見せるようになることを発見しました。 職人たちの粘り強い創意工夫が引き寄せた奇跡です。 今となってはミズナラ樽はジャパニーズウイスキーの象徴とも言える存在になり、世界中に注目されるようになりました。 こちらは、そんな貴重なミズナラ樽熟成原酒の中から18年以上のもののみを厳選し、少量ながら50年以上熟成された原酒も一部使用しているシングルモルトです。 ミズナラ樽特有のオリエンタルな香りが複雑に絡み合い芳醇に香る、まさにミズナラ樽の最高峰ともいえる一品です。 [...]

山崎18年ミズナラ 2017エディション(THE YAMAZAKI MIZUNARA Aged 18years 2017 EDITION)2024-07-04T19:27:06+09:00

オヨ・デ・モントレイ オヨ・デ・サンファン(HOYO DE MONTERREY LE HOYO DE SAN JUAN)

2024-06-27T02:23:08+09:00

長さ:150mm リングゲージ:54 ヴィトラ名 ロブスト・エクストラ   13歳の時にスペインからキューバに移住したホセ・ヘネル氏が叔父の農園で働きつつ、20年後に自身の葉巻工場を開設して独自の葉巻ブランド「ラ・エセプシオン」を作りました。その売り上げで、キューバ最高峰のたばこ葉産地の一つであるサンファン・イ・マルティネスに農場を購入して誕生したのが『HOYO DE MONTERREY(オヨ・デ・モントレイ)』です。 「HOYO」とはスペイン語で「穴」を意味しており、最高のタバコ葉産地として有名なこの地の形状になぞらえて名付けられました。 「LE HOYO」はより豊かな風味を持つシガーへの需要の高まりに応じて1970年に作られたシリーズで、LE [...]

オヨ・デ・モントレイ オヨ・デ・サンファン(HOYO DE MONTERREY LE HOYO DE SAN JUAN)2024-06-27T02:23:08+09:00

タリスカー11年 ディアジオスペシャルリリース 2022-2023(TALISKER Aged 11years SPECIAL RELEASE)

2024-06-19T18:20:02+09:00

『宝島』の著者ロバート・ルイス・スティーブソンに「酒の王様」と言わしめたタリスカーは、スコットランド北西、インナーヘブリティーズ諸島の最大の島、スカイ島で作られています。 スカイ島は海洋性気候のため非常に天候が変わりやすく、また濃霧に包まれることが多いため別名「ミスト・アイランド」と呼ばれています。冬になると海も荒れて、切り立った岩肌を大波が強く打ち付ける険しい環境です。 タリスカーはこのスカイ島の厳しくも美しい自然によって育まれ、スカイ島を体現したウイスキーとして世界中で愛されています。 タリスカー蒸留所は1830年にマカスキル兄弟によって創立されました。 マカスキル兄弟の本業は羊飼いでしたが、当時のスコットランドでは農業の副業としてウイスキーの蒸留をすることはさして珍しいことではなく、スカイ島でも7箇所の免許を持つ蒸留所と数十ヶ所に及ぶ無免許の蒸留所があったそうです。 時代が流れほとんどの蒸留所が閉鎖に追い込まれる中、タリスカー蒸留所は近年までスカイ島唯一の蒸留所として生き残りました。 多くの蒸留所がそうであるように、タリスカー蒸留所も幾度か所有者が入れ替わり現在はディアジオ社が所有しています。 ディアジオスペシャルリリースは、ディアジオ社が所有する蒸留所の希少な原酒を、年に一度数量限定でボトリングしてリリースするシリーズです。 タリスカー11年はこのシリーズの『語られざる伝説』第二幕として、日本では2023年8月に発売されました。 スカイ島の入り江、ロッホ・ハーポートの海が激しく荒れた時、深海から光り輝く生物が現れたという伝説にちなんでラベルにクラゲの絵が描かれています。 [...]

タリスカー11年 ディアジオスペシャルリリース 2022-2023(TALISKER Aged 11years SPECIAL RELEASE)2024-06-19T18:20:02+09:00

レミー・マルタン XO(REMY MARTIN XO)

2024-06-14T21:26:33+09:00

1724年、ワイン農家だったレミー・マルタン氏が自分の名をつけたコニャックを販売したことから歴史が始まりました。現在では誰もがその名を聞いたことがあり、5大コニャックの一角を担っています。 レミー・マルタンの最大の特徴は、リリースしているラインナップが全て「フィーヌ・シャンパーニュ」であることでしょう。「フィーヌ・シャンパーニュ」とは、コニャック用の葡萄の栽培地で最も優れているとされる「グランド・シャンパーニュ」と、その次に優れた産地である「プティット・シャンパーニュ」の2箇所で育てられた葡萄のみを利用し、かつ「グランド・シャンパーニュ」産の葡萄の割合が50%以上でブレンドされたブランデーのみが名乗れる称号です。 また、葡萄だけでなく作り方にも拘りを持っており、通常だと雑味の元となるため取り除かれている「澱(残留酵母)」を残したまま、小型の銅製スチルで蒸留する事で葡萄本来の香りを凝縮し、レミー・マルタン特有のエレガントな香りを演出しています。 熟成に使われる樽は、伝統に則ったリムーザン産のオーク樽で、樹齢100年〜150年のものを使用しています。 『レミー・マルタン XO』は、1981年に誕生したラインナップで、最低10年熟成の400種以上のオー・ド・ヴィー(原酒)からブレンドされた、セラーマスターの技術を象徴する存在です。 その芳醇でエレガントな味わいは当然ながらシガーとの相性も良く、間違いなく寛ぎの時間をもたらしてくれます。ぜひ、シガーのお供にお楽しみください。   In 1724, [...]

レミー・マルタン XO(REMY MARTIN XO)2024-06-14T21:26:33+09:00

ブッカーズ(BOOKER’S)

2024-06-06T18:26:06+09:00

クラフトバーボンとは、こだわり抜いた最上級の原料を使い、仕込みから貯蔵まで生産者の意図が強く反映されたバーボンのことを指します。 近年アメリカでは数多くのクラフトバーボンが誕生し、まさにクラフトバーボンブームと言えるような時代が訪れています。 その代表格とも言えるのが、“革新者“ブッカー・ノウ氏によって生み出された『ブッカーズ』です。 アメリカのバーボン市場を200年以上も引っ張ってきた名門ビーム家。その6代目当主だったブッカー・ノウ氏は、禁酒法時代以前の本来の姿をしたバーボンを蘇らせたいという思いを抱いていました。 大量生産のために合理化された現代のバーボンではなく、手間をかけることを厭わず、最高級の素材を惜しまず、人々を魅了していたかつての力強いバーボンに理想を抱き、ビーム家に残されていたかつてのバーボンレシピを元に数多くのクラフトバーボンを創りあげてきました。 その中でも代表格で最高級とされる『ブッカーズ』はまさにブッカー・ノウ氏の情熱の結晶です。 6〜8年熟成の原酒の中から最高峰に相応しいものだけを選び抜きスモールバッチでバッティング、加水や濾過は一切せず、アメリカのバーボンの法律上限度ギリギリのアルコール度数62%前後のまま瓶詰めされ、毎年数量限定で発売されています。 そのため、ボトリング毎に少しずつ味わいが違っており、それが愛好家たちを虜にする理由の一つでもあります。 『ブッカーズ』の詳しいレシピや製造方法は門外不出の秘伝で、今でもマスターディスティラリーとごく少数の人しか製造法を知らないとされています。 非常に高いアルコール度数ながらもそれを感じさせない、柔らかく滑らかで上品さを感じさせつつ、どこかフルーティさを秘めた味わい。昔から飲まれている方々にとっては全く希少なイメージはないと思いますが、数年前より毎年数量限定販売となってしまいましたので、現在はかなり入手が難しい銘柄となっております。 [...]

ブッカーズ(BOOKER’S)2024-06-06T18:26:06+09:00
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