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ポートエレン 24年 3rdリリース

ポートエレン 24年 3rdリリース
PORT ELLEN 3rd RELEASE Aged 24years

アイラウイスキー

ポートエレンとはアイラ島にある港の名前でもあり、村の名前でもあります。蒸留所は1825年に創業され1929年~1966年まで操業を停止していました。再び操業されましたが、1980年代はカクテルなどが人気となりウイスキーの人気が低迷してしまったため、1983年に完全に停止されました。

蒸留所が閉鎖となった後も残っている原酒を本数限定で販売しております。しかしながら、閉鎖蒸留所であり人気銘柄である為、定価での入手が困難でありリリース後の市場価格の高騰が止まりません。かつ、オフィシャルのポートエレンはボトラーズの比ではなく、蒸留所が閉鎖されてからはその希少性から“幻のウイスキー”と呼ばれています。オフィシャルのポートエレンのリミテッドエディションの1stがリリースされたのは今から20年以上前の2001年。こちらが同シリーズの3rdリリースで、2003年に9,000本限定でボトリングされた1979年蒸留、2003年ボトリングの24年熟成の超希少品。

世界中のファンから復活を望む声が根強く、蒸留所を再稼働させるとの発表が2017年にあり、新生ポーエレンのリリースを待ち望んでいる方も多いのではないでしょうか?
2022年には新蒸留所のマネージャーもアレキサンダー・マクドナルド氏であると正式に発表されました。キルホーマン蒸留所、カリラとラガヴーリンと名だたる蒸留所で研鑽を積んできた人物です。

新蒸留所は、かつてのポートエレンの特徴を再現するものと、新スタイルのウイスキーを生み出すため2組の別のスチルを設置するそうです。新しいポートエレンも楽しみではありますが、閉鎖前に蒸留された原酒は今後必ず枯渇していきます。今後飲める機会も多くはありません。

「故きを温ねて新しきを知る」

ウイスキーラバーにとっては避けては通れない蒸留所閉鎖前のポートエレン。是非ご賞味下さい。

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