東京銀座
2nd Anniversary

新着情報
コイーバ クラブ(COHIBA CLUB)
刻んでいない大きなタバコ葉を数枚重ねて、職人が一本一本手巻きするプレミアムシガーに対し、刻んだ葉を機械で巻き、湿度管理の必要がなく手軽に吸えるようにしたものをドライシガーといいます。 その中で、紙巻きタバコと同じくらいのサイズで巻かれ、カットの必要もなく火をつけるだけで吸えるようにしたものがシガリロです。 プレミアムシガーは管理が大変で吸うのに時間もかかる為、手軽に仕事の合間のリフレッシュにも使えるシガリロの人気が近年増してきています。 シガリロとはスペイン語でそのまま「小さいシガー」という意味で、吸い方もシガーと同様に肺に入れない口腔喫煙です。 日本のコンビニやタバコ屋さんなどで見かけるシガリロには着香されたものが多いですが、コイーバのシガリロはプレミアムシガーと同じく無着香無添加、プレミアムシガーを巻いた際に出る切れ端を刻み、機械で巻いて作られます。 紙巻きタバコより一回り大きい程度のサイズでカットの必要も無いため、カバンの中に忍ばせておくことで10~20分ほどの時間さえあればいつでも、シーンを選ばず手軽にキューバシガーの王様『COHIBA』の片鱗を感じて頂けます。 当店でご用意している『コイーバ クラブ』は20本入りのもの、ぜひ一箱持ち歩いて日頃のコーヒーブレイクのお供にどうぞ。 Premium [...]
セントジェームス トリロジー 15年(SAINT JAMES TRILOGY Aged 15years)
「セントジェームス」は、フランス領マルティニーク島で作られるアグリコールラムです。 1765年のマルティニーク島北部、ペレ山の西側に位置するサンピエールの街でセントジェームスは誕生しました。 当初は軍用病院で薬として使うために造られていましたが、一部を当時イギリス植民地だった北アメリカへ輸出するために、英語圏の人にも聞き馴染みの良い「セントジェームス」という名前がつけられました。 「セントジェームス」とは「聖ヤコブ」を意味しており、当時このラムを作っていたのが修道院だったためであるとされています。 時代が流れて1882年、ポーリン・ランパート氏が権利を購入すると、今と同じ特徴的なスクエアボトルにして正式に商標登録し、ますますその名が世界に広まることになります。 そうして順調に有名になっていきましたが、1902年のペレ山の大噴火に巻き込まれてしまいます。 この噴火はサンピエールの街が丸ごと飲み込まれて廃墟になるほどの悲惨なものでしたが、セントジェームスの施設は奇跡的に一部残っており、比較的すぐに製造を再開することができました。 その後コアントロー社によって買収され、ペレ山の東側にあるサンマリーの地に新たな蒸留所を建てて、今もそこで造られています。 トリロジー 15年は、火山灰による肥沃な土壌で育ったサトウキビを用いたサトウキビジュースをそのまま原酒にし、厳選を重ねたオーク樽で15年間と、ラム酒としては非常に長熟です。 [...]
モートラック 12年(MORTLACH Aged 12years)
スペイサイドのダフタウンといえば、有名な蒸溜所がひしめくスコッチの中心地です。 1823年の法律改正でウイスキー税が緩和された後、ダフタウンで最も早く合法蒸留所として設立されたのがモートラック蒸留所です。 蒸留所設立後しばらくは経営が上手くいかず、何度もオーナーが入れ替わりましたが、1853年にエンジニアであったジョージ・コーウィー氏がオーナーになった際に軌道に乗り始めました。 そして1890年代末頃、後を継いだ息子のアレクサンダー・コーウィー氏によってポットスチルの数が6基に増設され、モートラック蒸留所の最大の特徴である『2.81回蒸留』が誕生しました。 この蒸留方法は大変複雑で、熟練の職人でも構造を理解するのに半年かかるといわれています。 モートラック蒸留所には初留用と再留用のポットスチルがそれぞれ3基ずつありますが、全てサイズや細かい形状が異なっており、それらを組み合わせて複雑な原酒を生み出しています。 特に一番小さい再留用のポットスチルは「ウィー・ウィッチ(小さな魔女)」と呼ばれていて、この中で行われている蒸留の組み合わせが最も複雑で難解な仕組みとなっています。 この手間を惜しまない仕組みのおかげでモートラックの甘い果実感とミーティと言われる肉っぽい味わいが生み出されています。 こうしたことから、モートラック蒸留所は『ダフタウンの野獣』と呼ばれるようになりました。 12年は、2018年頃からリリース開始されたモートラック蒸留所のフラグシップボトルです。 [...]
白州 18年(HAKUSHU Aged 18 years)
1923年に山崎蒸留所を築き、ジャパニーズウイスキーの歴史をスタートさせた壽屋(現サントリーホールディングス社)、ファーストリリースである「白札」は残念ながら当時の日本人の味覚に合わず不評でしたが、めげず改良を重ねていった結果「角瓶」や「オールド」、「ローヤル」などを世に送り出し、日本にはウイスキーブームが訪れていました。 そうなると今度は原酒の確保が課題となるため、サントリー社の2代目社長である佐治敬三は山崎とは違った環境で多彩なバリエーションの原酒を作りたいと考えていました。 第2蒸留所に相応しい場所を探す任務を任されたのは山崎蒸留所の工場長を任されていたこともある大西為雄。大西は水に対する知識が豊富で、『水の狩人』という異名までついていたそうです。 数年かけて調査を続け、そして見つけた場所が山梨県北杜市白州町でした。 この地に流れる水は南アルプス甲斐駒ヶ岳の花崗岩で磨かれた軟水で、気温も山崎とくらべると平均して5℃ほど低く、違う環境で原酒を作りたいという佐治敬三の望みに合致していました。 そして山崎蒸留所の竣工からちょうど50年の1973年に誕生したのがサントリーの第2の蒸留所、白州蒸留所です。 白州蒸留所の立地は世界的に見ても珍しいことに広大な森の中に建てられており、豊かな水には豊かな森が欠かせないという考えから、国内の民間企業としては初のバードサンクチュアリを設置し、環境保全に尽くしていることも特徴の一つです。 かつての白州蒸留所は、24基のポットスチルを保有し、年間生産量3000万リットルと当時の基準では世界最大級の生産能力を誇る蒸留所でもありました。 しかし1988年に規模を縮小し量より質を求めるスタンスに切り替えて、より繊細で多彩な原酒作りを心掛けるようになります。 『白州18年』は2006年にリリース開始されました。スタンダードラインの12年熟成より一段プレミアムなライン、様々な樽で熟成された最低18年以上の原酒を見事にブレンドしボトリングされています。 [...]