東京銀座
1st Anniversary
新着情報
マルテコ セレクシオン 1986年(Malteco SELECCION 1986)
『マルテコ』はグアテマラのインダストリア・リコレラ・デ・クェザルテカ社にて、1939年に創業されたブランドですが、現在はマルコ・サビオ氏のSavio SRL社が所有しており、パナマに拠点を移してあります。 パナマで作られている現在もグアテマラで作られていた頃と同じレシピと製法を用いて、”Asociacion Maestros Roneros de Guatemala”というグアテマラのラム酒協会の監修の下でボトリングされています。 『マルテコ』はスペイン系のラムでは珍しいことに、廃糖蜜(モラセス)ではなくサトウキビジュースを利用して作られている特徴があります。 熟成は標高2500mの高さにある自然の洞窟内で、オーク樽によって熟成されました。 ボトルにあしらわれているイラストは、グアテマラの国鳥である『ケツァール』で、農耕神ケツァルコアトルの使いと呼ばれています。 [...]
2024ゴールデンウィーク期間の営業のお知らせ(2024 Golden week Notice of business hours)
ゴールデンウィーク期間中は、下記の通り営業いたします。 4月28日(日) 休業 29日(月) 休業 30日(火) 18:00~3:00 5月 1日(水) 18:00~3:00 2日(木) 18:00~3:00 3日(金) 休業 [...]
ベガスロバイナ ウニコス(VEGAS ROBAINA UNICOS)
長さ:156mm リングゲージ:52 ヴィトラ名 ピラミデ 『ドン・アレハンドロ・ロバイナ』と言えば、葉巻愛好家でその名を知らない者はいないでしょう。 キューバンシガーのゴッドファーザーと称されることもあるドン・アレハンドロは、1919年にキューバで生まれました。 1845年から続くブエルタ・アバホのタバコ農家で生を受けた彼は、僅か10歳の時から家業を手伝っていたとされます。 1951年に父の農園を引き継いでから、キューバ革命の時も逃げることなく農園を守り、多くの農場が国営化していく中で頑なに個人農園であることにこだわって、ついにカストロから特例を出され、個人農園として操業することを認められました。 その背景にはドン・アレハンドロの生産するラッパー用のタバコ葉が、他の追従を許さぬほど高品質で、生産量も多かったという事実がありました。 一般的に生産されたタバコ葉のうち、実際に最高級シガーのラッパーとしての基準を満たせるものが10〜20%であるのに対し、ドン・アレハンドロの農園では約80%もの生産量を誇っていました。 そんなドン・アレハンドロの多大な功績を讃えて1997年に彼の名を冠して新たに登場したのが『ベガス [...]
グレンモーレンジ バレルセレクト パロ・コルタド(GLENMORANGIE BARREL SELECT PALO CORTADO FINISH)
1843年に古いビール工場を改修して作られたグレンモーレンジ蒸留所は、最初のうちは経営が上手くいかず資金繰りに悩まされていました。 1887年にウイスキー用より安価で、ジンの蒸留に使われていた中古のポットスチルを購入したのが転機となりました。 このポットスチルで作られた原酒は、上品でフローラルな味わいがするということでたちまち大人気になっていきました。 また、グレンモーレンジは「樽のパイオニア」とも呼ばれており、スコッチウイスキーの熟成にバーボン樽を利用した世界初の蒸留所とされています。 数多くの限定品を世に送り出してきたグレンモーレンジ。 こちらは「バレルセレクトシリーズ」第三弾として、2023年の5月に少数のみ数量限定販売されました。 このシリーズは、ビル・ラムズデン博士が直々に希少な樽を一つ一つ厳選し、樽の風味を最大限活かすというコンセプトでリリースされています。 第三弾に使用する樽として選ばれたパロ・コルタドは、シェリー酒の一種でフィノやアモンティリャードを造る過程で何らかの原因により産膜酵母(フロール)が死滅することでオロロソシェリーとしての発酵が進んでしまい偶然誕生したとても希少な辛口シェリーです。 アモンティリャードとオロロソのどちらの特徴も持つパロ・コルタドシェリーの熟成樽に、バーボン樽で8年間熟成させた原酒を入れて更に4年の追熟を行いました。 エレガントでナッツのような風味を感じさせ、奥深い味わい。 [...]