ホーム » 厚岸 二十四節気シリーズ 立冬(AKKESHI SINGLE MALT JAPANESE WHISKY “RITTO”)

「スコットランドの伝統的な製法で、アイラモルトのようなウイスキーを日本で作りたい」という強い思いで、堅展実業株式会社の社長である樋田恵一氏が選んだのは北海道東にある厚岸町の地でした。

日本で数少ないピートが採れる土地であり、潮気を含んだ深い海霧が頻繁に発生する湿原地帯である厚岸は、アイラモルトをこよなく愛する樋田氏にとっては理想的な土地でした。

蒸留所の建設が完了し、2016年に蒸留を開始、仕込み水にはホマカイ川の水を使用しています。

この水はピート層を通っているため茶褐色をしており、アイラ島と共通する点と言えます。

厚岸蒸留所ではワインの世界などで使われるテロワールの考えを重要視しており、北海道地元の大麦麦芽と、地元の仕込み水、地元のピートを使い、熟成樽には北海道で獲れた希少なミズナラを使い、全て北海道産のウイスキー作りを目指しています。

2020年に第1弾をリリースした二十四節気シリーズは、1年を24等分し、それぞれを季節として名付けた日本古来の暦になぞらえて、毎回限定リリースしているシリーズです。

第5弾である立冬は、冬の訪れを表しており、カレンダーでいうところの11月7日頃を指しています。

2021年の11月下旬にリリースされたシングルモルトで、味わいとしては日本らしい和のテイストを含んだ優しい甘みとピートを感じられます。

度々「ジャパニーズアイラ」と評されることもある厚岸の味わい、ぜひ一度お試しください。

 

Keiichi Hida, president of Kenten Jitsugyo Co., Ltd., who wanted to make whisky similar to Islay malt in Japan using traditional Scottish methods, chose Akkeshi town in eastern Hokkaido.

Akkeshi is one of the few areas in Japan where peat can be mined, and is a wetland area where deep sea fog containing salt air frequently occurs, making it an ideal location for Mr. Hida, who loves Islay malt.

Construction of the distillery was completed and distillation began in 2016, using water from the Homakai River for brewing.

This water has a brown color because it passes through a peat layer, which is something it has in common with Islay.

At Akkeshi Distillery, we place great importance on the concept of terroir, which is used in the world of wine. We use Hokkaido’s local barley malt, local brewing water, and local peat, and use rare Quercus oak caught in Hokkaido for the aging casks, aiming to make whisky entirely from Hokkaido.

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