モートラック 12年(MORTLACH Aged 12years)
kameisyuji2025-06-12T18:11:14+09:00スペイサイドのダフタウンといえば、有名な蒸溜所がひしめくスコッチの中心地です。 1823年の法律改正でウイスキー税が緩和された後、ダフタウンで最も早く合法蒸留所として設立されたのがモートラック蒸留所です。 蒸留所設立後しばらくは経営が上手くいかず、何度もオーナーが入れ替わりましたが、1853年にエンジニアであったジョージ・コーウィー氏がオーナーになった際に軌道に乗り始めました。 そして1890年代末頃、後を継いだ息子のアレクサンダー・コーウィー氏によってポットスチルの数が6基に増設され、モートラック蒸留所の最大の特徴である『2.81回蒸留』が誕生しました。 この蒸留方法は大変複雑で、熟練の職人でも構造を理解するのに半年かかるといわれています。 モートラック蒸留所には初留用と再留用のポットスチルがそれぞれ3基ずつありますが、全てサイズや細かい形状が異なっており、それらを組み合わせて複雑な原酒を生み出しています。 特に一番小さい再留用のポットスチルは「ウィー・ウィッチ(小さな魔女)」と呼ばれていて、この中で行われている蒸留の組み合わせが最も複雑で難解な仕組みとなっています。 この手間を惜しまない仕組みのおかげでモートラックの甘い果実感とミーティと言われる肉っぽい味わいが生み出されています。 こうしたことから、モートラック蒸留所は『ダフタウンの野獣』と呼ばれるようになりました。 12年は、2018年頃からリリース開始されたモートラック蒸留所のフラグシップボトルです。 [...]
















