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タリスカー11年 ディアジオスペシャルリリース 2022-2023(TALISKER Aged 11years SPECIAL RELEASE)

2024-06-19T18:20:02+09:00

『宝島』の著者ロバート・ルイス・スティーブソンに「酒の王様」と言わしめたタリスカーは、スコットランド北西、インナーヘブリティーズ諸島の最大の島、スカイ島で作られています。 スカイ島は海洋性気候のため非常に天候が変わりやすく、また濃霧に包まれることが多いため別名「ミスト・アイランド」と呼ばれています。冬になると海も荒れて、切り立った岩肌を大波が強く打ち付ける険しい環境です。 タリスカーはこのスカイ島の厳しくも美しい自然によって育まれ、スカイ島を体現したウイスキーとして世界中で愛されています。 タリスカー蒸留所は1830年にマカスキル兄弟によって創立されました。 マカスキル兄弟の本業は羊飼いでしたが、当時のスコットランドでは農業の副業としてウイスキーの蒸留をすることはさして珍しいことではなく、スカイ島でも7箇所の免許を持つ蒸留所と数十ヶ所に及ぶ無免許の蒸留所があったそうです。 時代が流れほとんどの蒸留所が閉鎖に追い込まれる中、タリスカー蒸留所は近年までスカイ島唯一の蒸留所として生き残りました。 多くの蒸留所がそうであるように、タリスカー蒸留所も幾度か所有者が入れ替わり現在はディアジオ社が所有しています。 ディアジオスペシャルリリースは、ディアジオ社が所有する蒸留所の希少な原酒を、年に一度数量限定でボトリングしてリリースするシリーズです。 タリスカー11年はこのシリーズの『語られざる伝説』第二幕として、日本では2023年8月に発売されました。 スカイ島の入り江、ロッホ・ハーポートの海が激しく荒れた時、深海から光り輝く生物が現れたという伝説にちなんでラベルにクラゲの絵が描かれています。 [...]

タリスカー11年 ディアジオスペシャルリリース 2022-2023(TALISKER Aged 11years SPECIAL RELEASE)2024-06-19T18:20:02+09:00

レミー・マルタン XO(REMY MARTIN XO)

2024-06-14T21:26:33+09:00

1724年、ワイン農家だったレミー・マルタン氏が自分の名をつけたコニャックを販売したことから歴史が始まりました。現在では誰もがその名を聞いたことがあり、5大コニャックの一角を担っています。 レミー・マルタンの最大の特徴は、リリースしているラインナップが全て「フィーヌ・シャンパーニュ」であることでしょう。「フィーヌ・シャンパーニュ」とは、コニャック用の葡萄の栽培地で最も優れているとされる「グランド・シャンパーニュ」と、その次に優れた産地である「プティット・シャンパーニュ」の2箇所で育てられた葡萄のみを利用し、かつ「グランド・シャンパーニュ」産の葡萄の割合が50%以上でブレンドされたブランデーのみが名乗れる称号です。 また、葡萄だけでなく作り方にも拘りを持っており、通常だと雑味の元となるため取り除かれている「澱(残留酵母)」を残したまま、小型の銅製スチルで蒸留する事で葡萄本来の香りを凝縮し、レミー・マルタン特有のエレガントな香りを演出しています。 熟成に使われる樽は、伝統に則ったリムーザン産のオーク樽で、樹齢100年〜150年のものを使用しています。 『レミー・マルタン XO』は、1981年に誕生したラインナップで、最低10年熟成の400種以上のオー・ド・ヴィー(原酒)からブレンドされた、セラーマスターの技術を象徴する存在です。 その芳醇でエレガントな味わいは当然ながらシガーとの相性も良く、間違いなく寛ぎの時間をもたらしてくれます。ぜひ、シガーのお供にお楽しみください。   In 1724, [...]

レミー・マルタン XO(REMY MARTIN XO)2024-06-14T21:26:33+09:00

ブッカーズ(BOOKER’S)

2024-06-06T18:26:06+09:00

クラフトバーボンとは、こだわり抜いた最上級の原料を使い、仕込みから貯蔵まで生産者の意図が強く反映されたバーボンのことを指します。 近年アメリカでは数多くのクラフトバーボンが誕生し、まさにクラフトバーボンブームと言えるような時代が訪れています。 その代表格とも言えるのが、“革新者“ブッカー・ノウ氏によって生み出された『ブッカーズ』です。 アメリカのバーボン市場を200年以上も引っ張ってきた名門ビーム家。その6代目当主だったブッカー・ノウ氏は、禁酒法時代以前の本来の姿をしたバーボンを蘇らせたいという思いを抱いていました。 大量生産のために合理化された現代のバーボンではなく、手間をかけることを厭わず、最高級の素材を惜しまず、人々を魅了していたかつての力強いバーボンに理想を抱き、ビーム家に残されていたかつてのバーボンレシピを元に数多くのクラフトバーボンを創りあげてきました。 その中でも代表格で最高級とされる『ブッカーズ』はまさにブッカー・ノウ氏の情熱の結晶です。 6〜8年熟成の原酒の中から最高峰に相応しいものだけを選び抜きスモールバッチでバッティング、加水や濾過は一切せず、アメリカのバーボンの法律上限度ギリギリのアルコール度数62%前後のまま瓶詰めされ、毎年数量限定で発売されています。 そのため、ボトリング毎に少しずつ味わいが違っており、それが愛好家たちを虜にする理由の一つでもあります。 『ブッカーズ』の詳しいレシピや製造方法は門外不出の秘伝で、今でもマスターディスティラリーとごく少数の人しか製造法を知らないとされています。 非常に高いアルコール度数ながらもそれを感じさせない、柔らかく滑らかで上品さを感じさせつつ、どこかフルーティさを秘めた味わい。昔から飲まれている方々にとっては全く希少なイメージはないと思いますが、数年前より毎年数量限定販売となってしまいましたので、現在はかなり入手が難しい銘柄となっております。 [...]

ブッカーズ(BOOKER’S)2024-06-06T18:26:06+09:00

ヴェゲロス エントレティエンポス(VEGUEROS ENTRETIEMPOS)

2024-05-31T18:02:40+09:00

長さ:110mm リングゲージ:52 ヴィトラ名 ペティロブスト   農園で働く人達という意味を持つ『VEGUEROS』は1997年頃にハバノスSAによって市場に発表されました。 それ以前は世界市場向けではなく、キューバ現地で一般人が日常的に吸うことを目的に誕生したブランドとも言われています。 2012年に全ヴィトラの生産中止が発表されましたが、翌年2013年のハバノスフェスティバルでリニューアルが発表、リングデザインからサイズまで全て刷新され、今のヴェゲロスが生み出されました。 また、ヴェゲロスはハバナ市ではなく、ピナール・デル・リオのフランシスコ・ドナティエン工場で巻かれており、そのためリングには「HABANA」ではなく「P.DEL Rio」と書かれています。 刷新された後のヴェゲロスは、これまでとは別のブランドかのように精力的に新しいヴィトラがリリースされ続けています。そのことからも、ハバノスSAがこのブランドに現在大きな力を注いでいることが感じられます。エントレティエンポスはペティロブストと呼ばれるサイズで、レギュラーラインの一つです。 [...]

ヴェゲロス エントレティエンポス(VEGUEROS ENTRETIEMPOS)2024-05-31T18:02:40+09:00

ビートエモーション トライアングル(BEAT EMOTION TRIANGLE)

2024-05-31T17:59:47+09:00

BOØWY、COMPLEXを経て現在はソロ活動で世界を羽ばたくギタリスト、布袋寅泰氏。 『布袋寅泰氏の人生を象徴するモルトウイスキー』というコンセプトを掲げて、長濱蒸留所とのコラボにより2023年4月26日に『TRIANGLE』と『GRACE』の2種類が発売されました。 『BEAT EMOTION』という名はBOØWYのアルバムタイトルでもあり、ソロ活動開始後初のオリコンチャート1位に輝いた楽曲タイトルで、布袋寅泰氏にとっては重要な象徴となる単語です。 長濱蒸留所は滋賀県・琵琶湖の湖北に2016年に誕生したばかりで、日本最小規模の蒸留所と言われています。まだ数年の歴史ですがその勢いは凄まじく、構想から僅か7ヶ月で生産を開始、操業から5年の時点ですでにWWAやIWSCなどの複数の賞を獲っている、まさに新進気鋭の蒸留所です。 また、コミックやミュージシャンとのコラボを頻繁にすることでも有名です。 『BEAT EMOTION TRIANGLE 』は、スコットランド産の原酒をキーモルトに、長濱蒸留所の原酒をブレンド、さらにボトリングの際の加水は布袋寅泰氏の故郷である群馬県の名水を蒸留所まで運び込み、『英国』『長濱』『群馬』のトライアングルを実現しています。 [...]

ビートエモーション トライアングル(BEAT EMOTION TRIANGLE)2024-05-31T17:59:47+09:00

イチローズモルト リーフシリーズ(Ichiro’s Malt Leaf Series)

2024-05-17T01:44:14+09:00

秩父蒸留所は肥土伊知郎氏により埼玉県秩父市に建てられ、2008年頃から操業開始しています。 肥土伊知郎氏の実家が経営していた東亜酒造が経営難に陥ったことをきっかけに、大量に余っていた羽生蒸留所の原酒を守るために、株式会社ベンチャーウイスキーを立ち上げました。 笹の川酒造の力を借り、廃棄予定となっていた羽生蒸留所の原酒を守り抜いて、ご自身の名前をつけてブランド化して生まれたのがイチローズモルトです。 イチローズモルトは世界的に大変注目されており、全54種類あるカードシリーズのフルセットがオークションで1億円相当の値段がついたことで一時話題となっていました。 秩父の夏は37度、冬は-10度まで冷え込むことがあり、非常に寒暖差の激しい土地です。 この激しい寒暖差が熟成により良い影響を与え、少ない熟成年数ながらも高い評価を得ている理由の一つとなっています。 秩父蒸留所のもう一つ大きな特徴は、発酵槽です。 普通であれば発酵槽はステンレス製か、木材だとしても杉や松が使われることが多いですが、秩父蒸留所ではミズナラを使用したオーダーメイドの発酵槽を使用しています。 ミズナラには乳酸菌が棲みついており、フルーティーで華やかな味わいを生み出してくれます。 世界的に認知度と人気が年々増しているイチローズモルトは、蒸留所の規模の小ささも相まって、発売すると共に即完売する状態が続いていました。 [...]

イチローズモルト リーフシリーズ(Ichiro’s Malt Leaf Series)2024-05-17T01:44:14+09:00

H.アップマン コノスールA(H.UPMANN CONNOSSIEUR A)

2024-05-09T19:39:19+09:00

長さ:140mm リングゲージ:52 ヴィトラ名 ロブストエクストラ   ドイツ人銀行家であるヘルマン・アップマン氏により1844年に立ち上げられた『H.アップマン』ブランドは、キューバシガー最古のブランドの一つとして挙げられます。 ジョン・F・ケネディ元米国合衆国大統領も愛したとされており、当時キューバとの禁輸措置の書類にサインする直前にあらかじめアップマンのシガーを大量に買い集めたという逸話があります。 その品質の高さはドレスボックスの蓋裏に刻まれた数多くの金メダルが物語っています。 コノスールAは、2013年にラ・カーサ・デル・ハバノ限定で登場したもので、ダブルリングと見紛うほど大きく特徴的な専用のリングが巻かれています。 コノスールとは、『美食家』や『エキスパート』などといった意味を持っており、その名に恥じないまさにA級の味わいを魅せてくれます。 喫煙目安時間70分程と、少し大きめのロブストエクストラと呼ばれるサイズです。 [...]

H.アップマン コノスールA(H.UPMANN CONNOSSIEUR A)2024-05-09T19:39:19+09:00

ヒメネス・スピノラ ペドロヒメネス(XIMENEZ SPINOLA PEDRO XIMENEZ)

2024-05-01T20:28:08+09:00

設立は1919年ながらも、1729年には既に輸出を行っていた記録があるというヒメネス・スピノラ。このボデガは極甘口シェリーであるペドロヒメネスにのみ特化した特殊なボデガで、スペインはアンダルシア地方でも、最も上質とされるヘレスの地で造られています。 この地の土壌はアルバリサ土壌と呼ばれ、石灰分が多く真っ白に見えるのが特徴的です。 はるか昔この地がまだ海の底だった頃のサンゴ礁の名残であるこの土壌は、まさにスポンジのような多孔構造です。冬の雨季で水分をしっかりと蓄え、夏場になると日差しで表面が固まり水分の蒸散を防ぎ、何ヶ月もの間水分を保持し続けます。 この性質はフランスのシャンパーニュ地方やコニャック地方などの地質によく似ており、ブドウを育てるのに最適な環境と言えます。 ペドロヒメネスシェリーを作るにあたって、ブドウを圧搾する前に、天日干しをして糖分を凝縮する工程があります。 しかし、天日干しをしてしまうとあまりにもロスとなる部分が多く費用がかさむため、一部のみ天日干しにしても良いとDO(原産地呼称)で許可されていますが、スピノラ社は一切の妥協をせず、生産量を犠牲にしてでも最高級の品質を追い求め、100%天日干し、100%手摘みにこだわっています。 また、本来ならばシェリーは酒精強化を行って作られるものですが、スピノラ社では一切の酒精強化を行わず、補酸や冷却安定も行いません。 そのため、シェリーであれば製品としての分類は甘味果実酒となるところが、ヒメネス・スピノラのシェリーは果実酒という分類になります。 徹底した品質主義を貫くスピノラ社は、社則として一切のコンクールやVOS/VORSに申請しません。 しかしながら、それでも世界のセレブリティたちが毎年発売を心待ちにしているボデガです。凝縮したレーズンのような甘美なその味わいは葉巻との相性も抜群、数あるペドロヒメネスシェリーの中でも異彩を放ちます。ぜひ一度お試しください。 [...]

ヒメネス・スピノラ ペドロヒメネス(XIMENEZ SPINOLA PEDRO XIMENEZ)2024-05-01T20:28:08+09:00

マルテコ セレクシオン 1986年(Malteco SELECCION 1986)

2024-04-24T21:31:40+09:00

『マルテコ』はグアテマラのインダストリア・リコレラ・デ・クェザルテカ社にて、1939年に創業されたブランドですが、現在はマルコ・サビオ氏のSavio SRL社が所有しており、パナマに拠点を移してあります。 パナマで作られている現在もグアテマラで作られていた頃と同じレシピと製法を用いて、”Asociacion Maestros Roneros de Guatemala”というグアテマラのラム酒協会の監修の下でボトリングされています。 『マルテコ』はスペイン系のラムでは珍しいことに、廃糖蜜(モラセス)ではなくサトウキビジュースを利用して作られている特徴があります。 熟成は標高2500mの高さにある自然の洞窟内で、オーク樽によって熟成されました。 ボトルにあしらわれているイラストは、グアテマラの国鳥である『ケツァール』で、農耕神ケツァルコアトルの使いと呼ばれています。 [...]

マルテコ セレクシオン 1986年(Malteco SELECCION 1986)2024-04-24T21:31:40+09:00

2024ゴールデンウィーク期間の営業のお知らせ(2024 Golden week Notice of business hours)

2024-04-16T00:48:03+09:00

ゴールデンウィーク期間中は、下記の通り営業いたします。 4月28日(日) 休業 29日(月) 休業 30日(火) 18:00~3:00 5月 1日(水)   18:00~3:00 2日(木)  18:00~3:00 3日(金) 休業 [...]

2024ゴールデンウィーク期間の営業のお知らせ(2024 Golden week Notice of business hours)2024-04-16T00:48:03+09:00

ベガスロバイナ ウニコス(VEGAS ROBAINA UNICOS)

2024-04-13T19:04:42+09:00

長さ:156mm リングゲージ:52 ヴィトラ名 ピラミデ 『ドン・アレハンドロ・ロバイナ』と言えば、葉巻愛好家でその名を知らない者はいないでしょう。 キューバンシガーのゴッドファーザーと称されることもあるドン・アレハンドロは、1919年にキューバで生まれました。 1845年から続くブエルタ・アバホのタバコ農家で生を受けた彼は、僅か10歳の時から家業を手伝っていたとされます。 1951年に父の農園を引き継いでから、キューバ革命の時も逃げることなく農園を守り、多くの農場が国営化していく中で頑なに個人農園であることにこだわって、ついにカストロから特例を出され、個人農園として操業することを認められました。 その背景にはドン・アレハンドロの生産するラッパー用のタバコ葉が、他の追従を許さぬほど高品質で、生産量も多かったという事実がありました。 一般的に生産されたタバコ葉のうち、実際に最高級シガーのラッパーとしての基準を満たせるものが10〜20%であるのに対し、ドン・アレハンドロの農園では約80%もの生産量を誇っていました。 そんなドン・アレハンドロの多大な功績を讃えて1997年に彼の名を冠して新たに登場したのが『ベガス [...]

ベガスロバイナ ウニコス(VEGAS ROBAINA UNICOS)2024-04-13T19:04:42+09:00

グレンモーレンジ バレルセレクト パロ・コルタド(GLENMORANGIE BARREL SELECT PALO CORTADO FINISH)

2024-04-04T18:24:54+09:00

1843年に古いビール工場を改修して作られたグレンモーレンジ蒸留所は、最初のうちは経営が上手くいかず資金繰りに悩まされていました。 1887年にウイスキー用より安価で、ジンの蒸留に使われていた中古のポットスチルを購入したのが転機となりました。 このポットスチルで作られた原酒は、上品でフローラルな味わいがするということでたちまち大人気になっていきました。 また、グレンモーレンジは「樽のパイオニア」とも呼ばれており、スコッチウイスキーの熟成にバーボン樽を利用した世界初の蒸留所とされています。 数多くの限定品を世に送り出してきたグレンモーレンジ。 こちらは「バレルセレクトシリーズ」第三弾として、2023年の5月に少数のみ数量限定販売されました。 このシリーズは、ビル・ラムズデン博士が直々に希少な樽を一つ一つ厳選し、樽の風味を最大限活かすというコンセプトでリリースされています。 第三弾に使用する樽として選ばれたパロ・コルタドは、シェリー酒の一種でフィノやアモンティリャードを造る過程で何らかの原因により産膜酵母(フロール)が死滅することでオロロソシェリーとしての発酵が進んでしまい偶然誕生したとても希少な辛口シェリーです。 アモンティリャードとオロロソのどちらの特徴も持つパロ・コルタドシェリーの熟成樽に、バーボン樽で8年間熟成させた原酒を入れて更に4年の追熟を行いました。 エレガントでナッツのような風味を感じさせ、奥深い味わい。 [...]

グレンモーレンジ バレルセレクト パロ・コルタド(GLENMORANGIE BARREL SELECT PALO CORTADO FINISH)2024-04-04T18:24:54+09:00

スプリングバンク15年(SPRINGBANK Aged 15years)

2024-03-29T01:19:15+09:00

スコットランド南部、キンタイア半島のキャンベルタウンに位置するスプリングバンク蒸留所は、1828年にレイド家によって創業されました。その後すぐにミッチェル家によって買収され、紆余曲折を経ながらも未だミッチェル家による独立資本で経営されています。 キャンベルタウンは、19世紀の最盛期ではハイランドに次ぐ生産量を誇る一大ウイスキー名産地でした。 しかし、20世紀の不況の時代でほとんどの蒸留所が閉鎖に追い込まれ、やがて稼働している蒸留所はスプリングバンクとグレンスコシアの2箇所のみになりました。 それを受けてスコッチウイスキー協会が、スコッチの生産地名称からキャンベルタウンを外すと発表しました。これに反発したスプリングバンク蒸留所は、閉鎖していたグレンガイル蒸留所を買い取って操業を再開、キャンベルタウンの生産地名称を守り現在は3箇所の蒸留所が稼働しています。 スプリングバンクは塩辛い味わい(ブリニー)と言われており、また香りの高さから『モルトの香水』と表されることもあります。 その理由となっているのが特徴的な⒉5回蒸留と言われています。ウイスキーの製造工程は、出来上がったもろみを最低2回蒸留します。 1回目が初溜、2回目が再溜と呼ばれており、蒸留所によっては3回目の蒸留を行うところもあります。 スプリングバンクでは初溜で出来上がったローワインと呼ばれる液体全部を再溜に回さず一部を取っておき、再溜が終わったニューポットと再度混ぜ合わせてから3回目の蒸留を行なっています。 こうする事で最終的に出来上がるニューポットのアルコール度数が比較的低くなり、そのためオイリーさの残るスプリングバンク特有の香味が生まれます。 スプリングバンク15年はシェリー樽で熟成された原酒を100%使用してボトリングされた贅沢な一本です。シェリー樽ならではの芳醇で深い甘味はシガーとの相性も秀逸。ゆっくりと寛いだ時間を過ごす際のお供にいかがでしょうか。 [...]

スプリングバンク15年(SPRINGBANK Aged 15years)2024-03-29T01:19:15+09:00

トロワ・リビエール キュヴェ ド ロセアン(TROIS RIVIERES CUVEE DE L’OCEAN)

2024-09-03T17:48:43+09:00

コロンブスに「この世で最も美しい場所」と言わしめた、カリブ海に浮かぶフランス領マルティニーク島。この地ではアグリコールラムの生産が盛んです。 トロワ・リビエールもその一つで、起源を辿ると1660年にルイ14世の財務官だったニコラ・フーケ氏がマルティニーク島の南部に土地を取得したことに由来します。 当初は砂糖を精製するプランテーションでした。時代が進むにつれてラム酒の生産にシフトしていき、20世紀には新鮮なサトウキビジュースで作るアグリコールラムの製造に一本化されました。 トロワ・リビエールの名前は120ヘクタールに及ぶ敷地内に流れる3本の川に由来しています。 『キュヴェ ド ロセアン』は、マルティニーク最南端の海岸沿いの決められた農園で育ったサトウキビのみを使って蒸留されたホワイトラムです。 非常に日当たりが良く、潮風を受ける環境で育ったサトウキビの風味は柔らかく豊かで、絶妙な塩気を感じさせます。 ボトルのデザインも海の青さを思わせる鮮やかな色合いとなっています。 数多くるマルティニーク島のラム酒ブランドの中でもトップレベルに人気なトロワ・リビエールですが、実は2000年に火災で熟成ラムの大多数を失うという悲劇を味わっています。 [...]

トロワ・リビエール キュヴェ ド ロセアン(TROIS RIVIERES CUVEE DE L’OCEAN)2024-09-03T17:48:43+09:00

ロメオ・イ・フリエタ セドロデラックスNo.3(ROMEO Y JULIETA CEDROS DE LUXE No.3)

2024-03-15T02:01:54+09:00

長さ : 129mm  リングゲージ : 42 ヴィトラ名 ペティコロナ 1875年から存在するブランド「ロメオ・イ・フリエタ」、その名の由来はシェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」をスペイン語読みしたものです。 キューバの葉巻工場では、巻き職人たちが退屈しないように、職人たちの前で小説や新聞などを読み聴かせるレクトールという役割が古くからあります。 そこで朗読される物語の中で特に人気のあったお話に由来してこのブランド名がつけられました。 [...]

ロメオ・イ・フリエタ セドロデラックスNo.3(ROMEO Y JULIETA CEDROS DE LUXE No.3)2024-03-15T02:01:54+09:00
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