ワイルドターキー ダイヤモンドアニバーサリー(WILD TURKEY DIAMOND ANNIVERSARY)
kameisyuji2024-11-14T18:56:03+09:00辛口でドライな飲み口をアイデンティティに世界中にファンを持つワイルドターキー、その歴史の始まりは1869年トーマス・リピー氏が創業したリピー蒸留所から始まります。 そこから所有者が転々としますが、やがてオースティン・ニコルズ社の手に渡り、今のワイルドターキー蒸留所の原型が造られました。 「ワイルドターキー」の名の由来は、オースティン・ニコルズ社の社長トーマス・マッカーシー氏が七面鳥ハンティングで仲間にバーボンを振る舞ったところ、大変好評で七面鳥にちなんでワイルドターキーと名付けられたのが始まりだとされています。 ワイルドターキー蒸留所の特徴はトウモロコシとその他材料の比率にあります 他のバーボンと比べると、ライ麦の比率を多めにしてスパイシーな味わいを出しています。 また蒸留した際のアルコール度数も60〜65度と低めにすることで、原材料由来の風味が残るようにこだわっています。 ワイルドターキーを語る上で避けて通れない存在がジミー・ラッセル氏です。 ジミーは1954年に入社し、最初は雑用などの下働きから学びやがて3代目マスターディスティラーへと上り詰めました。 昔ながらの古風なバーボンを愛し、先代から受け継いだ製法を変える事なく固く守り続け、それでいて時代の流れに沿って様々な偉業を成し遂げてきたジミーは、やがて生ける伝説とまで言われるようになり『ブッダ・オブ・バーボン』と呼ばれるまでなります。 2014年で勤続60周年を迎えたジミーを祝い、息子のエディ・ラッセル氏がジミーに内緒でブレンドし、贈ったのが『ワイルドターキー [...]