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ラフロイグ 18年 オールドボトル(LAPHROAIG Aged 18years old bottle)

2025-03-27T18:48:29+09:00

アイラモルトの王と称されるラフロイグは、1815年にジョンストン兄弟によってアイラ島で創業された蒸留所です。 時が経ち1954年、当時の蒸留所長だったイアンハンター氏が、秘書だったエリザベス(ベッシー)・ウィリアムス氏に遺言で経営を託し、世界初の女性の蒸留所所長が誕生しました。 彼女は伝統的なフロアモルティングを守りつつ、品質を落とすことなく、生産性を向上させることに成功し、今のラフロイグの味わいの原型を作り上げたとされています。 その品質の高さが現英国国王であるチャールズ3世の目にとまり、1994年の皇太子時代に王室御用達のロイヤルワラントを下賜されました。 その証として、プリンスオブウェールズの紋章である3本のダチョウの羽根をあしらった『平和の楯』がラフロイグ蒸留所の外壁に飾られており、ボトルのラベルにも描かれています。 『ラフロイグ18年』は、バーボン樽で18年以上熟成された原酒をバッティングし、ノンチルフィルタードでボトリングされています。 昨今の原酒不足によりここ10年程の間にほとんどが終売となっておりましたが、最近になって18年の販売が再開されているようです。こちらは、販売休止前のオールドボトルで10年ほど前にリリースされた商品です。 ラフロイグの特徴である力強いピート香を消すことなく、熟成によるまろやかな甘みとのバランスが秀逸なのがこの18年。ぜひこの機会にお試しください。   Laphroaig, [...]

ラフロイグ 18年 オールドボトル(LAPHROAIG Aged 18years old bottle)2025-03-27T18:48:29+09:00

六 ジン(ROKU JAPANESE CRAFT GIN)

2025-03-24T17:54:53+09:00

ジャパニーズクラフトジンの『ROKU』は、桜をはじめとした6種類の和素材を使用したまさに日本を代表するジンです。 製造しているサントリーの大阪工場は1919年からあり、山崎蒸溜所よりも歴史のあるお酒の製造拠点で、サントリーの創設者である鳥井信治郎氏が赤玉ポートワインを製造していた拠点でもあります。 実はサントリー社は1936年頃からジン作りを行っていて、1981年には高価格帯のジンをリリースしていました。 しかし、時代背景なども相まって残念ながら10年ほどで終売。世界に届けることは叶いませんでしたが、その流れを見ていた鳥井和之氏は、「いつかこういうジンを造りたい」と思うようになりました。 年月が経ち、2014年にサントリーがアメリカのビーム社を買収し、ビームサントリー社(現サントリーグローバルスピリッツ)が誕生すると、世界的な市場に目を向けることができるようになりました。 これを機に鳥井和之氏は『ROKU』開発プロジェクトを始動、2017年に『ROKU』が誕生することになります。 『ROKU』の開発コンセプトは「ザ・ジャパニーズクラフト」。細部までこだわり尽くした繊細な作り方が特徴的です。 『ROKU』の最も特徴的なボタニカルは桜花と桜葉、しかし一緒くたに浸漬することはしません。花びらは香りが最も良いとされる開花後すぐの1〜2週間の間に採取し、ニュートラルスピリッツに浸漬して毎日手作業で混ぜ合わせてから花びらだけ取り除かれてそのまま材料に。桜葉は浸漬後、特有の青っぽい匂いを消すためにもう一度減圧蒸留を施す等、それぞれのボタニカルを最適な方法で抽出しています。 この作業はさながら和食のそれぞれの素材の持ち味を活かした最適な調理をし、最後に同じ器に盛る「炊き合わせ」のような作り方です。 『ROKU』は他にも煎茶や玉露、山椒や柚子など日本の四季を象徴するボタニカルが使われており、6種の和素材と8種のトラディショナルなボタニカルを使って造られています。 [...]

六 ジン(ROKU JAPANESE CRAFT GIN)2025-03-24T17:54:53+09:00

ニューグローブ8年 ダブルカスク アカシアフィニッシュ(NEW GROVE RUM DOUBLE CASK ACASIA CASK FINISH Aged 8years)

2025-03-13T18:05:19+09:00

『天国に最も近い島』と呼ばれ、セレブや俳優達がハネムーン等の行き先として選ぶことも多いモーリシャス島はインド洋に浮かぶ、東京都と同じくらいの大きさの島国です。 モーリシャス島はかつて波乱万丈とも言える歴史を歩んできています。 1638年からオランダ人が入植し始め、この時の総督であるオラニエ公マウリッツ氏の名から当初「マウリティウス島」と名付けられました。 この時にオランダ人たちによって持ち込まれたサトウキビにより、製糖業が盛んになっていきます。 しかし、モーリシャス島はサイクロンの通り道であったため、度重なるサイクロンと干ばつによってオランダは疲弊し、1710年に島の植民地化を諦め立ち去りました。 その後1715年になると今度はフランス人が上陸し、植民地化を図ることになります。 フランスはこの島の名前を「イル・ド・フランス」と改め、後に首都となる基地を建設する等、今のモーリシャス共和国の基盤を創り上げました。 この時期に、モーリシャス島の一大産業となっていたサトウキビプランテーションの労働力確保のため、アフリカから大量の奴隷が連れてこられました。 更に時代が進み、ナポレオン戦争が勃発すると、1810年にイギリス軍によって占領されてしまいます。 パリ条約によって正式にイギリス領と認められると、島の名前を本来の「マウリティウス」を英語読みした「モーリシャス」に戻しました。 [...]

ニューグローブ8年 ダブルカスク アカシアフィニッシュ(NEW GROVE RUM DOUBLE CASK ACASIA CASK FINISH Aged 8years)2025-03-13T18:05:19+09:00

ラモンアロネス スペシャリーセレクテッド(RAMON ALLONES SPECIALLY SELECTED)

2025-03-06T18:01:27+09:00

長さ:124mm  リングゲージ:50 ヴィトラ名  ロブスト   知名度はそれほど高くないですが、ラモンアロネスもかなり古くから存在する歴史のあるブランドの一つです。 1920年頃には英国などで非常に人気のブランドでしたが、キューバ革命による国有化の流れでレギュラーヴィトラの数が激減いたしました。しかしながら、リージョナルエディションやエディションリミテッドなどの限定リリースを含めると、これまでにキューバシガーの中でもトップクラスの種類のリリースを誇る人気ブランド。 国有化されてからはパルタガス工場で巻かれるようになったことも相まって、度々パルタガスと比較されることもります。 また、シガーをブランドのエンブレムが刻まれた木箱に梱包した最初のブランドであり、そのスタイルは今やすべてのキューバンシガーに浸透しており、まさにパイオニアのような存在でもあります。 『スペシャリーセレクテッド』は、ロブストサイズのフルボディな味わいを持つラモンアロネスのフラッグシップと言えるヴィトラです。パルタガスのセリーD No.4と同じサイズですが、パルタガスほどのスパイシーさは無く、花を想わせるフローラルなニュアンスを持っています。 [...]

ラモンアロネス スペシャリーセレクテッド(RAMON ALLONES SPECIALLY SELECTED)2025-03-06T18:01:27+09:00

嘉之助シングルモルト LIMITED EDITION 2023(KANOSUKE SINGLE MALT LIMITED EDITION 2023)

2025-02-27T17:57:59+09:00

鹿児島県で2017年から稼働開始した嘉之助蒸留所は、1883年から続く小正醸造を母体としたクラフトウイスキー蒸留所です。 小正醸造は、当時安くて庶民のお酒というイメージのあった焼酎というジャンルで、当時貴重だった米を使用して高級焼酎を作っていました。 小正醸造の2代目である小正嘉之助氏はウイスキーの樽熟成から着想を得て、同じ蒸留酒である焼酎もまた樽熟成することで更なる高級酒へと昇華できるのではないかと考え、1957年に日本初の樽熟成米焼酎「メローコヅル」が誕生しました。 時が経ち、4代目を継いだ小正芳嗣はこの技術を継承し、唯一無二のウイスキー作りへと昇華させました。 嘉之助蒸留所の名前は、この「メローコヅル」の生みの親である偉大な2代目の小正嘉之助からつけられました。 嘉之助蒸留所の大きな特徴として、ポットスチルを3基所有していることが挙げられます。 この規模のクラフトウイスキー蒸留所だとポットスチルの数は初留器と再留器の2基だけであることがほとんどですが、嘉之助蒸留所では再留器にストレート型とランタン型の2種類のポットスチルを使い分け、多彩な原酒作りをしています。 焼酎の樽熟成を日本で初めて行ったパイオニアとして、そのノウハウを活かし、ジャパニーズウイスキーの新たな可能性を模索する嘉之助蒸留所。 『嘉之助シングルモルト LIMITED [...]

嘉之助シングルモルト LIMITED EDITION 2023(KANOSUKE SINGLE MALT LIMITED EDITION 2023)2025-02-27T17:57:59+09:00

スキャパ グランサ(SCAPA GLANSA)

2025-02-20T18:00:56+09:00

スコットランド最北部、オークニー諸島のメインランドに位置するスキャパ蒸留所は1885年に創業された歴史ある蒸留所です。 当時ほとんどの蒸留所の動力は水車や石炭を使っていたのに対して、スキャパ蒸留所はいち早く蒸気機関を導入するなど、かなり先進的なスタイルを取ることで注目を浴びていた蒸留所でした。 何度か蒸留所オーナーが入れ替わっていますが、1980年代初頭に導入されたローモンドスチルが今もなおスキャパ蒸留所のアイデンティティとして活躍しています。 ローモンドスチルとは、ポットスチルの胴体から伸びるネックの部分が円筒状になっており、単式蒸留器と連続式蒸留器の中間のような見た目をした個性的な蒸留器です。当初バランタインの技術者が、一つの蒸留器で多彩なモルト原酒を作れるようにするために開発されたものです。 スキャパ蒸留所では、このローモンドスチルを初留に使ってスキャパ特有の優雅でフルーティーな味わいを作り出しています。 かつては年数表記のあるボトルもリリースしていましたが、2015年に「スキャパ16年」が終売。その後継としてリリースされたノンピートの「スキャパ スキレン」と同時に、当初イギリス国内向けとしてリリースされたのがこちらの「スキャパ グランサ」です。 グランサは、原材料となるモルト自体はノンピートですが、バーボン樽で熟成をしたあとエクストラピーテッドウイスキー樽で追熟することによりピーティーなフレーバーを出しています。 フルーティーでエレガントな甘みと、ヘザーハニーを思わせる香りに少しだけスモーキーさが顔を覗かせる優美な味わいです。ぜひ一度お試しください。 [...]

スキャパ グランサ(SCAPA GLANSA)2025-02-20T18:00:56+09:00

ダーティーマザー(DIRTY MOTHER)

2025-02-13T18:25:44+09:00

ブランデーにコーヒーリキュールというシンプルなレシピの『ダーティーマザー』、1970年代のアメリカで発祥したという説があります。 非常にシンプルなレシピで簡単に作れるので、派生もたくさん有りどれが元となったカクテルなのかは不明ですが、最も有力なのがベースをブランデーからウォッカに変えた『ブラックルシアン』の派生と考えられており、こちらは1949年頃のベルギー首都ブリュッセルのホテルバーで考案されたとされています。 他にも類似性のあるカクテルとして、コーヒーリキュールをアマレットに変えた『フレンチコネクション』、ベースをテキーラに変えた『ブレイブ・ブル』、ブランデーにベネディクティンで『B &B』など、多数あります。 コーヒーリキュールにはカルーアが使われることが多いのですが、当店ではグラッパをメインとして造っているベルタ社の『ディネーロ クレマ アルカッフェ』を使用しています。 イタリアの有名レストランを始めに世界中で親しまれており、特にヴィンテージのグラッパになるとバチカン市国御用達にもなっている最高峰の生産者です。 そんなベルタ社のコーヒーリキュールは薫り高く、焙煎されたコーヒーの風味をしっかりと感じ取れます。 比較的マイナーではありますが、芳醇な甘みとコーヒーの風味がシガーとの相性も抜群なカクテルです。ぜひ一度お試しください。 [...]

ダーティーマザー(DIRTY MOTHER)2025-02-13T18:25:44+09:00

ダビドフ グランクリュ No.2(DAVIDOFF GRAND CRU No.2)

2025-02-06T18:02:54+09:00

長さ:142mm  リングゲージ:43 ヴィトラ名 コロナ   ジノ・ダビドフによって創業された『Davidoff』は、葉巻に限らず香水やネクタイ、コニャック等幅広く手掛けるブランドです。 ジノ・ダビドフは帝政ロシア時代のキエフで産まれ、その後スイスに移住し、20歳のときにはたばこの栽培や貿易を学ぶために南米やキューバに渡っています。 1967年からキューバで葉巻の生産を開始しましたが、1990年頃に撤退し、現在ではドミニカ共和国で最高級のシガーを生産しており、世界中の愛煙家達を虜にしています。 かつてキューバで生産されていた頃に「シャトーシリーズ」と呼ばれるものがありました。 フランスの名醸ワインの名を冠したダビドフ初の自社製シリーズでしたが、生産国をドミニカ共和国へ移すと共に終売し、後継として登場したのがこのグランクリュシリーズです。 「グランクリュ No.2」はちょうど当時の「シャトー [...]

ダビドフ グランクリュ No.2(DAVIDOFF GRAND CRU No.2)2025-02-06T18:02:54+09:00

グラッパ・ディ・サッシカイア(GRAPPA DI SASSICAIA)

2025-01-30T18:29:39+09:00

トスカーナ州マレアンマ地方のボルゲリ地区で造られるサッシカイアは、スーパータスカンの元祖として知られています。 スーパータスカンとは、ワイン法や従来の格付け基準に捉われずに造られる最高品質のワインのことです。 その始まりは第二次世界大戦の頃、ボルドーのワインが大好物だったイタリアのマリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵が、戦争の影響でフランス産ワインの輸入に規制がかかったことを受け、かねてから交流のあったシャトー・ラフィット・ロートシルト家からカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を譲り受けました。 そうして当初は自家消費用として造られていたワインですが、マリオ氏から息子のニコロ氏へと経営が変わると、当時からすればかなり先進的な技術をたくさん取り入れて生産を拡大し、一般販売を開始します。 1960年代にはかなり評判となっていましたが、イタリアのワイン法に則ると格付けとしては最下位のテーブルワインとして扱われるようなものでした。 転機は1978年、ロンドンで開かれたワインの試飲会でボルドーの有名シャトー達を抑えて1位に輝き、ワイン界に激震が走りました。 そして1994年、ついにこのワインの品質が認められ、「ボルドリ・サッシカイア」というDOCを獲得しました。 これは単独のワイナリーとしては初の出来事で、ワイン法を覆す偉業でした。 それに続き、オルネライアやソライアなどの銘品が台頭し、それらを合わせて『三大スーパータスカン』と呼ばれるようになりました。 この従来の規格や縛りに囚われることなく最高品質のものを創り出す流れは『イタリアワインルネッサンス』とも呼ばれています。 [...]

グラッパ・ディ・サッシカイア(GRAPPA DI SASSICAIA)2025-01-30T18:29:39+09:00

ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー ブレンド(JOHN WALKER & SONS CELEBRATORY BLEND)

2025-01-23T18:02:24+09:00

世界で最も多い販売数を誇るスコッチウイスキーといえば、ジョニーウォーカーを思い浮かべる人も多いでしょう。 1820年にスコットランド南部、キルマーノックの街で創業者のジョン・ウォーカー氏が自身の食糧雑貨店で、様々な蒸留所の原酒をヴァッティングして販売していたところから歴史が始まります。 そしてジョン・ウォーカー氏亡き後、息子の手によって更なる改良が加えられ、更に飲みやすく、安定したクオリティを目指すためグレーン原酒を加え、「オールドハイランドウイスキー」が誕生しました。 よりもっと世界に広めるため、大型船の船長をアンバサダーに任命し、積極的に海外へと販路を広げて行きました。 この時に、輸送時の隙間を無くして効率的に積めるようにボトルの形状を四角くし、無数のボトルが並ぶ酒棚に並んでいてもすぐに見つけてもらいやすいようわざとラベルを斜めに貼るといった工夫が誕生し、今のジョニーウォーカーのトレードマークとなっています。 2020年で創立200年を迎えたジョン・ウォーカー&サンズ社を祝って、2021年に限定発売されたのがこちらの『ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリーブレンド』です。 今のジョニーウォーカーの礎となったオールドハイランドウイスキーをリスペクトし、カーデュを始めすでに閉鎖しているポートダンダスなどの当時稼働していた蒸留所の原酒のみを使って作られたブレンデッドウイスキーです。 ドライフルーツのような甘みにかすかなスパイス。同社の歴史を感じられる一本をお愉しみください。   When [...]

ジョン・ウォーカー&サンズ セレブラトリー ブレンド(JOHN WALKER & SONS CELEBRATORY BLEND)2025-01-23T18:02:24+09:00

イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ フロアモルテッド 2024(Ichiro’s Malt CHICHIBU ON THE WAY Floor Malted 2024)

2025-01-17T17:57:25+09:00

1980年にサントリーオールドが単独銘柄としての売り上げで世界一になったのをピークに、バブル崩壊や酒税法改正等、時代の流れも相まって日本ウイスキーにとって冬の時代が訪れていました。 それが今や世界中の人々がジャパニーズウイスキーに注目するようになり、日本国内でもウイスキー蒸留所が次々に立ち上がっています。今まさに、ジャパニーズクラフトウイスキーブームが到来していると言えます。 その火付け役と言えるのがベンチャーウイスキーの秩父蒸留所と言えるでしょう。 実家の家業であった東亜酒造の経営難により、失われる危機にあった羽生蒸留所のウイスキー原酒を守るため肥土伊知郎氏が立ち上がり秩父蒸留所を創設、2008年から稼働を始めました。 羽生蒸留所の原酒と秩父蒸留所の原酒を掛け合わせたダブルディスティラリーズをはじめ、数々のイチローズモルトが世界的なウイスキー品評会で多くの賞状を授与され、この時期からジャパニーズウイスキーの海外輸出量が増えていきました。 創立から現在まで至る道のりを表す『秩父 オン・ザ・ウェイ』シリーズは、2013年に第一弾をリリースしたもので、今回の『秩父 オン・ザ・ウェイ フロアモルテッド 2024』で第四弾となります。 今回のテーマはフロアモルティング、実は秩父蒸留所では創業当時から研修のために、英国のモルトスターへとスタッフが直接赴き、フロアモルティングを手掛けています。 フロアモルティングとは、水分を含ませた大麦を床の上に広げ、発芽を促す工程を指します。 古来よりスコットランドでウイスキー作りをする際用いられてきた伝統的な手法なのですが、全て手作業で行うため非常に重労働かつ効率も良くないという理由から、現在はほとんどの蒸留所がモルトスター(モルティング専門業社)にモルティングを依頼しており、機械による効率的なモルティングが主流になっています。 伝統的なフロアモルティングに対して、この近代的な方法はモダンモルティングと呼ばれています。 [...]

イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ フロアモルテッド 2024(Ichiro’s Malt CHICHIBU ON THE WAY Floor Malted 2024)2025-01-17T17:57:25+09:00

ベガスロバイナ ファモソス(VEGAS ROBAINA FAMOSOS)

2025-01-09T18:16:04+09:00

長さ:127mm リングゲージ:48 ヴィトラ名 エルモソNo.4   シガーの世界にも有名な人物はたくさん居ますが、『ドン・アレハンドロ・ロバイナ』と言えば、葉巻愛好家でその名を知らない者はいないでしょう。 キューバシガーのゴッドファーザーと称されることもあるドン・アレハンドロは、1919年にキューバで生まれました。 1845年から続くブエルタ・アバホのタバコ農家で生を受けた彼は、僅か10歳の時から家業を手伝っていたとされます。 1951年に父の農園を引き継いでから、キューバ革命の時も逃げることなく農園を守り、多くの農場が国営化していく中で頑なに個人農園であることにこだわりました。ついにカストロから特例を出され、個人農園として操業することを認められました。 その背景にはドン・アレハンドロの生産するラッパー用のタバコ葉が、他の追従を許さぬほど高品質で、生産量も多かったという事実がありました。 一般的に生産されたタバコ葉のうち、実際に最高級シガーのラッパーとしての基準を満たせるものが10〜20%であるのに対し、ドン・アレハンドロの農園では約80%もの生産量を誇っていました。 [...]

ベガスロバイナ ファモソス(VEGAS ROBAINA FAMOSOS)2025-01-09T18:16:04+09:00

HAPPY NEW YEAR 2025

2025-01-04T18:12:58+09:00

あけましておめでとうございます。 旧年中は、ひとかたならぬご愛顧頂きありがとうございます。 本日、1月4日(土)より通常営業致します。 皆様のご健康とご多幸をお祈りし、スタッフ一同心よりご来店をお待ちしております。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 営業時間(定休日 日・祝) 月~金  :18:00~3:00 ラストオーダー2:15 土    [...]

HAPPY NEW YEAR 20252025-01-04T18:12:58+09:00

年末年始の営業のお知らせ

2024-12-19T17:52:54+09:00

Merry Christmas & Happy New Year 本年も御愛顧頂きありがとうございます。 年内は30日まで営業、年始は4日より通常営業いたします。 来年も一層のご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。 営業時間(日・祝 休日) [...]

年末年始の営業のお知らせ2024-12-19T17:52:54+09:00

アードベッグ アリゲーター(ARDBEG ALLIGATOR)

2024-12-12T19:52:07+09:00

アイラモルトの代表的な銘柄の一つであるアードベッグ。 1815年創業という古い歴史を持ちつつも、80年代の世界的な蒸留所不況の波に飲み込まれ一度は操業停止に追い込まれました。 その後1997年にグレンモーレンジ社が蒸留所を買い取ったことで操業再開し、世界中で熱狂的なファンを擁するアードベッグとなりました。 『アリゲーター』は、2011年に発売した限定ボトルです。 バーボン樽の製造工程で主に使われる、新樽の内側を強火で焦がす工程を「チャーリング」と言います。 内側を焦がすことにより、木そのものに含まれるリグニンという物質の分解を促し、バーボン樽特有のバニラのような甘い風味の原因となるバニリンを発生させています。 この時の焦がす度合いで「ライトチャー」、「ミディアムチャー」、「ヘビーチャー」と段階分けされており、その中でも独特の四角い模様が現れるまで強く焦がす「ヘビーチャー」を、ワニの革に見立てて「アリゲーターチャー」と呼んでいます。 『アリゲーター』は、ファーストフィルのバーボン樽熟成原酒に加え、この「アリゲーターチャー」を施したホワイトオーク新樽で熟成させた原酒を使用しています。 本来「アリゲーターチャー」はスコッチの製造過程で使われることはほとんどなく、アードベッグの冒険心と好奇心を表した作品と言えるでしょう。 アードベッグの持つ重厚なピーティーさに、バーボンさながらの強烈なバニラが合わさったこの味わいは唯一無二です。 [...]

アードベッグ アリゲーター(ARDBEG ALLIGATOR)2024-12-12T19:52:07+09:00
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