イチローズモルト 秩父 ディスティラリーII(ICHIRO’S MALT Chichibu Distillery II)
kameisyuji2026-01-23T00:27:12+09:00イチローズモルトなどで知られるベンチャーウイスキーは、近年のジャパニーズウイスキーブームの火付け役としても知られています。 蒸溜所が完成したのは2008年。その際に取得したウイスキー製造免許の交付は1984年の江井ヶ島酒造以来であり、単独の蒸溜所への交付だと1973年の白州蒸溜所以来の交付で、近年のクラフトウイスキーブームのパイオニアである証です。 そもそものベンチャーウイスキーの成り立ちは、代表である肥土伊知郎氏の家業であった東亜酒造の経営不振に伴い、破棄される運命にあった羽生蒸溜所の所持する大量の熟成中の樽を守るためでした。 守られた原酒たちがやがてボトリングされて誕生したのがカードシリーズ。何度かオークションで1億円以上の値がついたことでご存じの方も多いのではないでしょうか。 そんなベンチャーウイスキーが原酒不足を補うべく2019年に建造したのが秩父第2蒸溜所、第1蒸溜所から600mほど離れた場所に建てられました。 生産能力は第1蒸溜所の約5倍で、第1蒸溜所の特徴だったミズナラ材の発酵槽はフレンチオーク材の発酵槽へと変更されています。 また、ポットスチルの形状は同じですが、加熱方式がスチームコイルの間接加熱からガスによる直火加熱に変更されています。 製造工程がほんの少しでも変わると味わいが大きく変化してくるのがウイスキーです。 ここまで変更があるともはや全く別物の蒸溜所と言ってもいいほどで、これからはより多彩な原酒を作れるようになったベンチャーウイスキーの快進撃が期待されます。 第2蒸溜所で作られた原酒のファーストリリースがこちらの『秩父 [...]
















