イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ フロアモルテッド 2024(Ichiro’s Malt CHICHIBU ON THE WAY Floor Malted 2024)
kameisyuji2025-01-17T17:57:25+09:001980年にサントリーオールドが単独銘柄としての売り上げで世界一になったのをピークに、バブル崩壊や酒税法改正等、時代の流れも相まって日本ウイスキーにとって冬の時代が訪れていました。 それが今や世界中の人々がジャパニーズウイスキーに注目するようになり、日本国内でもウイスキー蒸留所が次々に立ち上がっています。今まさに、ジャパニーズクラフトウイスキーブームが到来していると言えます。 その火付け役と言えるのがベンチャーウイスキーの秩父蒸留所と言えるでしょう。 実家の家業であった東亜酒造の経営難により、失われる危機にあった羽生蒸留所のウイスキー原酒を守るため肥土伊知郎氏が立ち上がり秩父蒸留所を創設、2008年から稼働を始めました。 羽生蒸留所の原酒と秩父蒸留所の原酒を掛け合わせたダブルディスティラリーズをはじめ、数々のイチローズモルトが世界的なウイスキー品評会で多くの賞状を授与され、この時期からジャパニーズウイスキーの海外輸出量が増えていきました。 創立から現在まで至る道のりを表す『秩父 オン・ザ・ウェイ』シリーズは、2013年に第一弾をリリースしたもので、今回の『秩父 オン・ザ・ウェイ フロアモルテッド 2024』で第四弾となります。 今回のテーマはフロアモルティング、実は秩父蒸留所では創業当時から研修のために、英国のモルトスターへとスタッフが直接赴き、フロアモルティングを手掛けています。 フロアモルティングとは、水分を含ませた大麦を床の上に広げ、発芽を促す工程を指します。 古来よりスコットランドでウイスキー作りをする際用いられてきた伝統的な手法なのですが、全て手作業で行うため非常に重労働かつ効率も良くないという理由から、現在はほとんどの蒸留所がモルトスター(モルティング専門業社)にモルティングを依頼しており、機械による効率的なモルティングが主流になっています。 伝統的なフロアモルティングに対して、この近代的な方法はモダンモルティングと呼ばれています。 [...]
















