グラッパ ディ オルネライア(GRAPPA DI ORNELLAIA)
kameisyuji2023-07-27T21:31:01+09:00イタリア、トスカーナ州ボルゲリに1981年に設立されたワイナリー、テヌータ・デル・オルネライア。 「品質を何よりも大切にしたワイン造り」を哲学としておりますが、なんと設立して10年も経たないうちに世界的名声を手に入れてきました。 ボルゲリのテロワールを最大限生かしたワイン造りで数々の賞を受賞、近代カルフォルニアワインの父と称されるロバート・モンダヴィ氏も「イタリアの宝石」と表現するなど、スーパー・タスカン屈指の生産者です。 スーパー・タスカンとは1970年代にイタリアで生まれた、ワイン法や従来の格付け基準の枠にとらわれない自由な発想で造られ、トスカーナワインを超えるワインの総称として名付けられました。元祖スーパー・タスカンとしてはサシカイアが知られておりますが、オルネライアも筆頭の一つ。 そのオルネライアのワインを搾った後のオリや搾り滓を蒸留して造られるのがオルネライアグラッパ(滓取りブランデー)。 発酵後のカベルネソーヴィニヨンとメルローの搾り滓をすぐに圧搾・蒸留し、最も素晴らしいロットのみをブレンドし9か月間樽熟成。 また、このスタイリッシュで背の高いボトルデザインのグラッパはおそらく終売品(終売年は不明)で、現在は“エリゴデル オルネライア”という別の商品が販売されております。 果実や花やシナモンなどのスパイスが混ざり合う複雑な香り。マイルドで程よく角がとれたスムースな味わい。普段、グラッパを飲まれない方もぜひいかがでしょうか。 Tenuta [...]